神原弁護士の著書「ヘイト・スピーチに抗する人びと」が12月11日に出版されました。
ヘイト・スピーチとは何か、カウンターとは何か。
近年、国内で横行するヘイト・スピーチに対し、自身もカウンターの一人としてこの問題に取り組んできた神原弁護士。実体験を基に真の問題はどこにあるのかが語られます。
また、諸外国の法規制について解説しながら日本における法規制の必要性と弊害、表現の自由との整合性についても言及しています。
12月9日、最高裁は、在特会が京都朝鮮初級学校に対して行ったヘイト・スピーチが違法な人種差別にあたるとして、在特会側の上告を退け、街宣活動の禁止や賠償を命じた判決が確定しました。
私たちの社会で起きているこの問題に向き合い議論を深めるべき今、是非お手にとっていただきたい一冊です。